■ 2005/12/30(Fri) 19:04:08 年の瀬
気が付いてみると、年の瀬。この書き込みも、2期が終了した19日、冬期講習前日の25日に何とか書き込みをしようと思ったのですが、教材やら会議やら雑事に追われてとうとう今日冬期講習前半最終日になってしまいました。といつもの弁解から始まるのは、忸怩たるものがあるのですが、1年はあっという間。そして、私を含め受験学年を担当する教師は眦を決してと、これも毎年の風景。
「入試まであと○○日」と、カレンダーが毎日めくられる毎、緊張も増してきます。ということで、不眠症になりがちなのですが、眠気を誘うべくなんと『佐藤栄作日記』を読んでいます。確か全6巻まで(5巻かな)と思いましたが、睡眠前30〜40分読み続け、4巻半ば、1971年の半期まで達しました。
政治家の伝記やら自叙伝は脚色やら隠蔽やらで信頼に足るものが少ないので、発刊当時は"フン"という感じで黙殺していました。が、ある私立の先生に、「栄作日記」も読んでいないのか」と言われ、むっとして古本ネットで仕入れて読むはめになってしまいました。案の定、重大な年の日記は散逸とかで収録されておらず、それほど歴史的価値があるとは思えないのですが、どういう訳か、かっぱえびせんみたいに"やめられない止まらない"状態になってしまいます。"松岡のおじ"(松岡洋右)とかの記述が出てきたり、保科善四郎(これは終戦当時、陸軍少将だったと思います)の記述が出てくるたび毎に、ちょっとした反発も覚えるのですが、"国会キッス事件"で1週間で大蔵大臣を棒に振った、泉山三六が昭和30年代まで隠然とした影響力を持っていたことにはビックリしました。また、三日に一度はゴルフじゃないか、と思うほどのゴルフ狂ぶりにも驚かされました。
また、こういう戦後ものでは『下山事件』もなかなか読ませるものがありました。
そんな事で、旧満鉄人脈(東海林太郎や森繁久弥も含め)の戦後を時間の合間を見て辿っています。

「降る雪や 明治は遠く なりにけり」(中村草田男)は高名な一句ですが、"昭和も遠くなりにけり"も実感です。12歳の子供たちは、平成生まれですものね。
寒さが厳しさを増しております。皆様ご自愛の程を。
■ 2005/11/24(Thu) 15:57:28 最終判定会議&もろもろ
啓明舎では、11月17日小6受験生の受験校確定のため最終判定会議が行われました。とは言っても、これにて千秋楽となるはずもなく、各クラス個人個人"もっと強気で"あるいは"強気が過ぎないか?"など、差し戻しが数多く出ました。従って、個人面談も11月中は断続的に行われています。2月1日まで70日を切り、入試緒戦となる函ラ・サは1月7日。師走も目の前、時間との戦いの段階に入っています。

ところで、こういう切羽詰った時期だからこそ、というのではないですが、お勧め本を1冊。藤原正彦さんの『国家の品格』(新潮新書)。これまでの藤原さんの教育を含むいろんな発言・講演・著作をダイジェストにして出版されたものです。個人においてもあるいは国家(私自身はこの言葉に多少の違和感がありますが)においても何が最も尊重されるべきものか、ということを明確に書かれておられます。時に初等中等教育において、何を根幹とすべきか、非常に納得できる議論であると思いました。ということで、1Fの図書室にも1冊お勧め本として置いておきましたので、ぱらぱらとめくっていただいて納得された方は、是非ご購入を。新書ですので720円弱で買えます。
12月は4日の6年最終保護者会をはじめ、忙しい日が続きますが、なんとか子供たちの第1志望校合格をかなえるべく、残された時間必死に追い込みをかけていきます。
■ 2005/10/30(Sun) 18:09:23 もう霜月
月日の流れの早さたるや、今年もあと2ヶ月。2月1日までも90日余。過日帰途の路上で、"良いお年を"の声が聴こえ愕然としましたが、カレンダーをめくればそういう挨拶があっても不思議ではありません。
そんなことで、例年の事ながらそろそろ今年の傑作集みたいな恒例文芸記事が紙面を賑しても時節の深まりを再認識するだけかもしれません。
"今年の一冊"と問われても、寄る年波か、はたまた雑事の多さからか、読書量も落ちてしまいました。ただ、今年の一冊で記憶に残っているのは、リービ英雄の『千々に砕けて』。
9.11を題材にしたものですが、ちょうど彼がアメリカに帰国(?)の際、9.11事件に遭遇したいきさつが書かれています。内容は省きますが、とにかく"煙草が吸いたい"というあの切迫感だけは痛いほど解ります。『Broken into thousands of pieces』。21世紀はまさにこの状況から始まったと言えるのでしょう。一見その圏外にある日本も、年金やら医療やら。指を折ればきりがありませんが、いつ瓦解しても不思議はないと思っています。景気回復やらミニバブルやらも短いあだ花に終わるという"厭な予感"がつい頭を覆ってしまいます。何事につけ、Stabilityを失ってしまったというのが私の実感です。

さて、そのような"大きな流れ"とはうらはらに、我々はあと○○日に追われています。今、6年担当は保護者の方々との個人面談の花盛り。そしてこの結果を基にして、11月17日の長時間に及ぶ「最終判定会議」。毎年の事ながら、心の中では結構追い詰められながら(受験生当人達がそうであるかは別問題)、笑顔を作り余裕を見せ、のつたない仕草。とにかく粉骨砕身の4文字しかないのですが、なにせ毎年の事なので、砕ける骨の部位も残りわずか。また、今年は新種インフルエンザの心配も、と不安を数えればきりがないのですが、特効薬は平凡なことながら"やるべきことを毎日着実に"という単純な答になってしまいます。弊塾の保護者の方だけでなく、受験生を抱える保護者の方にとっては重苦しい日々と思いますが、だからこそ毎日を無理にでも明るい気持ちでと自らををを励ますことが大事かと。世の中のこともそうですが、極端な悲観論も楽観論も悪しき結果につながるのかも知れません。
皆さんがんばりませう。
■ 2005/10/16(Sun) 18:05:58 またしても陳謝
このカキコ、2ヶ月以上もほったらかしにしておりました。昨年同様、猛暑の最中、講習にひたすら意を注いでいました。講習が終わったら、と思っていましたが、日々に追われ、9.11総選挙の前後にはなにかジョークを交えてなどと考えていましたが、これも機を逸してしまいました。そして10月。暑かった夏からいきなり初冬を思わせる時節となりました。啓明舎ではこの間、10月11日に6年の第1回志望校判定会議が行われ、さらに22日には第2回判定会議が行われます。ということで、ヒシヒシと"入試近し"の感を強くしています。おそらく来年入試は今年度の5%増の受験者数となると思います。情勢は甘くはありませんが、勝負どころ、胸突き八丁に差し掛かっています。
たまには心を潤すような本を、と思いますが、"当てにかかる"意識から本も"入試に出そうな"漁りになってしまっています。と、たわいもない近況報告で誠に申し訳ごじゃりません。啓明舎のHPを汚さぬよう、これからは最低月1回は"ひとりごと"を更新します。なにか自分の中でも選挙公約のような気がしてならないのですが、なんとか努力します。
■ 2005/07/26(Tue) 18:24:58 ごめんなさい
気が付くと、7月末。夏期講習真っ只中。そして今日は台風。6年生は終了時間を1時間短縮はしましたが、授業を行いました。幸い、読みが当たって、台風の影響もたいしたことはなさそうです。こういう時の決断は結構難しく、胸をなでおろしています。ところで、カキコをなんと2ヶ月以上もしていませんでした。KMコンや学校訪問会が立て込み、更に1期の終了が1週間延びたということや、サーバのシステム変更等々の理由はありますが、基本的には私の怠慢。"もうしわけなか、こらえてつかぁさい、まことに遺憾でごじゃります"すいません、社会地歴融合で九州沖縄中国四国近畿と北上しているものですから、それぞれの方言を取り入れて…。やはり私はアホですね。子供たちは教師以上に元気に夏期講習に臨んでいます。へたっているのは私を筆頭として教師の方。12歳のエネルギーは凄いものがあります。このエネルギーを第1志望合格のベクトルに向けるべく、粉骨砕身"やるっきゃない"という思いです。この3年、またしても中学入試ブームが盛り上がり、啓明舎の生徒が受けるような学校は、どこも大激戦。「激戦を制してこそ初めてプロと言えるのだ」と、胸に刻んでいます。ということで、とりあえずは余りおかしくもない近況報告。
■ 2005/06/03(Fri) 15:54:04 赤っ恥&etc
昨日のカキコで、とんでもない大失態をしました。アンゲロプロス『エレナの旅』ではなく、『エレニの旅』です。ミスタッチに全く気付きませんでした。恥ずかしか〜。
ところで啓明舎は原則として授業はいつでも見学できることになっております。けれど、いつでもOKが逆に"一人ではなかなか見学しづらい"という声をもあり、数年前から『オープンスクール』の日を設けています。6年は6月15日と20日、5年は6月18日と23日を設定しました。詳しいことは啓明通信でお知らせしますが、普段の子供の様子、授業の様子、啓明舎各講師の様子を我が目で確かめる絶好の機会ですので、是非ご利用ください。
■ 2005/06/02(Thu) 14:16:45 入梅もそろそろ
長く書き込みもせず、申し訳ありません。GW明けから啓明舎の授業も各学年ピッチが上がっています。また、授業の合間に、KMパック・ KMコンも次々行われています。昨日のJG田中院長の講演、また、6日には八雲パック、14日には芝パックがあります。その後は頌栄・聖光・渋幕と目白押しの状態になります。と仕事の方は相も変わらずなのですが、閑話休題、GW中、一本映画を観ることができました。アンゲロプロス『エレナの旅』ひたひたと心に迫るものがありました。日が経てば経つほど、読後感ならぬ悲しみに充ちた感動を味わっています。また、1週間ほど前は、銀座の阿曾画廊で井上有一展を覗きに行って来ました。孤高の書家、井上さんはつい半年ほど前、日経日曜美術欄で確か2回に亘り大きく取り上げられ、どういうわけか私にも取材の電話が入りました。今回は一匹狼という三文字の書が6点ほどのみ、という変った企画でした。その書を見ながら、私などは、一匹豚か一匹子羊だな、おのが姿を顧みていました。
と言って、遊んでばかりいる訳ではありません。現代社会が完成し、書店にも並んでいます。また、理科も塾長を中心にして、『教養のための理科受験編』(誠文堂新光社)の発刊の最終段階に入っております。
6月に入りそれぞれの学年が1期のヤマ場となります。そしてご定評の啓明舎の夏が始まると言う次第になります。天候不順の折、健康にご留意のほど。